ごきげんはいかがでしょうか。
仕事や恋愛がうまく行かないと悩んでいませんか？
人間の悩みは理想と現実の食い違いで発生します。
しかし、世の中には自分では変えられないことがたくさんあります。
自分ではどうしようもないことにとらわれて、くよくよ悩んでいても仕方ありません。
そんなときには、今回紹介する四字熟語を思い出してください。
行雲流水（こう・うん・りゅう・すい）
物事にとらわれている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
行雲流水の意味
今回取り上げる四字熟語「行雲流水」の意味を紹介します。
まず、辞書によると行雲流水の意味は以下の通りです。
空を行く雲と流れる水。物事に執着せず、淡々として自然の成り行きに任せて行動することのたとえ。
《小学館デジタル大辞泉》
雲が行き、水が流れる。
おいらは水の音を聞きながら渓流釣りをしていて、ふと空を見上げたときをイメージする大好きな四字熟語です。
都会の喧騒にお疲れの方は、大自然の中でお魚さんと戯れてはいかがでしょうか。
釣りを趣味にするメリットとデメリットを紹介している記事がありますので、気になった方は参考にしてみてください！
行雲流水が基になっている言葉
聞きなじみがないかもしれませんが、禅宗の修行僧を雲水と呼びます。
この雲水は行雲流水を省略した言葉です。
行き先を決めず、修行のために諸国を渡り歩く様子を行雲流水に例えています。
ちなみに禅宗とは曹洞宗や臨済宗など、坐禅によって修行を行う仏教の宗派です。
曹洞宗や臨済宗は歴史の授業でも習うので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
行雲流水の使い方
行雲流水は言葉としてではなく、生き方として使われることが多いのではないでしょうか。
物事にとらわれることなく、流れに身を任せる素敵な生き方です。
雲は風に乗って動きますし、水は高いところから低いところに流れます。
雲は風に逆らうことなく、水は重力に抗うことはしません。
自身の力が到底およばない、大きな物事があることを雲と水は知っているんでしょうね。
世の中には自分だけでは何もできないことが多すぎます。
他人の気持ちや感情は、自分で変えたりコントロールすることはできません。
自分ではどうすることもできないことに、一喜一憂しても仕方がないのではないでしょうか。
行雲流水から理想の生き方を学ぼう！
仕事や恋愛、人付き合いがうまくいかないと悩んでいる方は、行雲流水を意識してみてください。
自分では変えられないことで悩んでいませんか？
人間の悩みのほとんどは、自分が思い描いた通りに物事が運ばないことで起こります。
何事にもとらわれず流れるままに行動することで、悩みは解消するかもしれません。
雲と水が教えてくれること
雲を見ていると常に形を変えています。
物事には決まった形がないし、常に変化していることを雲は教えてくれます。
また、川の水はたくさんの支流と混ざり合いながら、最終的には海まで流れつきます。
ときには流れているのか不安になるくらいゆっくりだったり、ときには大雨の水が混ざり激流だったり。
「清濁併せ呑む」ではありませんが、いろいろな山から流れてきた他の水と合流するのです。
まとめ
今回は「行雲流水」という四字熟語を紹介しました。
何かにとらわれて、くよくよしているなと感じたら立ち止まって空を見上げてください。
雲の動きを見ていると、ちっぽけな悩みなら吹き飛んでしまうのではないでしょうか。
また、水道の蛇口をひねれば、流れる水を見ることができます。
そしたら顔でも洗って、リフレッシュして気持ちを切り替えてみましょう。
おいらは悩んでも仕方のないことで、悩んでいる方が一人でも減ることを祈っています。
ご多忙な中、おいらのブログにお越しいただき、ありがとうございました。
また、さらには最後まで読んでいただき、感謝感謝でございます。
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