読解力を向上させたいと思っていませんか?
読解力が不足していると考えているのは、現役の学生さんだけではないようです。
社会人になってからも、メールや資料で文章を読む機会はたくさんあります。
読解力を身に付けることで、文章を正確に素早く読むことができます。
今回はおいらが中学生のときに出会った、読解力を向上させる方法を紹介します。
実際に国語の勉強に役立ちました!
やることは簡単で『新聞のコラムを要約する』だけなんです。
これは有名な予備校でも採用されている、おすすめの勉強法です。
読解力を向上させたい方はぜひ参考にしてくださいね。
新聞コラムについて
読解力を向上させる勉強法を紹介する前に、勉強に使う新聞のコラムについて簡単に紹介します。
勉強法を早く知りたい方は、読み飛ばしてくださいね。
新聞のコラムとは?
新聞のコラムとは、世の中の出来事を取り上げ、担当記者が意見や感想を交えて書いた文章です。
コラムは各新聞の一面に掲載されているケースが多いので、見たことのある方も多いのではないでしょうか。
新聞の記事は読者に事実を伝えるためにある文章です。
しかし、コラムは新聞記事とは異なり、筆者の考えも書かれています。
筆者の考えに触れることで、広い視野を持つことができます。
また、その日のコラムは自分に興味のない分野について書かれているかもしれません。
興味のないジャンルの事柄を知ることで、広い知識も得ることができます。
コラムの名称は新聞社で違う
新聞のコラムは新聞社、各社によって名称が異なります。
全国紙のコラムの名称をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
新聞名 | コラムの名称 |
朝日新聞 | 天声人語 |
読売新聞 | 編集手帳 |
毎日新聞 | 余録 |
日本経済新聞 | 春秋 |
産経新聞 | 産経抄 |
新聞コラムの違いは名称だけじゃない
新聞によって異なるのは、コラムの名称だけではありません。
それぞれ文字数も違っています。
読売新聞の編集手帳は500文字程度です。
朝日新聞の天声人語と、毎日新聞の余禄は600文字を超えています。
要約するなら天声人語がおすすめ
要約するおすすめのコラムは、朝日新聞の天声人語です。
なぜなら天声人語は入試の出題率が高いからです。
ただし、読解力を向上させるなら、どの新聞のコラムを使っても問題ありません。
ご自宅で読んでいる新聞を使ってください。
また新聞社によってはコラムを無料で公開しています。
読解力が向上する要約の手順
大変お待たせしました。
実際に読解力が向上する勉強法を、具体的に紹介します。
手順1:新聞コラムを読む
要約をはじめる前に、まずは新聞のコラムを読みます。
ポイントは斜め読みをせずじっくり読むことです。
重要だと思った箇所にラインを引くなど、目印をつけるのも良いですね。
このときにわからない言葉があれば、理解するまで調べます。
スマホで簡単に調べられる時代ですが、できれば辞書を引いてください。
手順2:200字前後にまとめる
文章を読み終わったら、実際に紙とペンを持って要約します。
要約した結果に正解はありませんが、文字数は200文字前後です。
誰かに読んでもらうことを意識して要約してください。
PCを使って文章を書くことが多い時代になりました。
漢字が書けなくなっている方もいると思いますが、実際に文字を書くことで漢字の勉強にもなります。
手順3:自分の文章を読んでみる
さいごに要約した文章を読んでみてください。
自分が書いた文章ではなく、他人が書いた文章だと思って読んでください。
第三者の目になって読むのがポイントです。
要約した文章は、できれば誰かに読んでもらってください。
他の方に読んでもらうと、違う意見がもらえるのでおすすめです。
まとめ
今回は読解力を向上させる方法を紹介しました。
新聞のコラムを要約することで、簡潔かつ明確に考えを伝える能力も身につきます。
だまされたと思って、この作業1ヶ月間、毎日やってみてください。
すると、他人の文章を読んで理解する能力が向上していることが実感できますよ。
はじめは時間がかかって大変かもしれませんが、慣れてくれば早くなります。
読解力の向上に参考になれば幸いです。
ご多忙な中、おいらのブログにお越しいただき、ありがとうございました。
また、さらには最後まで読んでいただき、感謝感謝でございます。
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それでは、またのご来訪を心からお待ちしております。